殉国のアルファ　オメガ・ベルサイユ　８

出版社からのコメント

愛も、発情も、すべて偽りなんかじゃないα、β、Ωの3つの性が存在する18世紀フランス パリ。αの国王・ルイと、Ωの少女・フランは仇と復讐者でありながら“運命の番“として本能的に惹かれ合う――。ロベスピエールが”α”だと知ったルイ。しかし、彼がフランと“運命の番”になったことで、革命のない未来が訪れることを確信する。自死する未来を予見したルイに残された時間はわずか。国の繁栄に邁進しようとする一方で、フランを想う気持ちを断ち切れずにいて･･･。時が流れ、一見穏やかに過ごすフランとロベスピエールだけど、お互い密かに過去の記憶を引きずっていて・・・？そして、再び詐欺を働き始めたサンジュストや途瀬を重ねるマリーとフェルゼン・・・。3つの性を巡って、様々な想いが絡み合う！！愛と陰謀が渦巻く壮麗ファンタジー！！【編集担当からのおすすめ情報】フランとロベスピエールが互いを支え合う心、そして密かに残るフランのルイへの疼き。自国の未来を守るルイの決意、捨てられないフランへの渇望。すべてが本物で、すべてが彼らの本能。嶋木あこが描く、愛と熱情――。再び動き出す運命の“始まり”8巻をお見逃しなく！！